従が主になる逆転デザイン

世の中には『縁の下の力持ち』なアイテムがあります。

アパレル業界では当たり前な『ゴム帯』。

収縮性に乏しい布地に、機能的に柔軟性を持たせる最適解と思っています。

ゴム帯の収縮性って素晴らしいですよね。

とはいえ、ゴム帯の収縮性を基準に服を買い求めるわけではなく、どちらかというとテキスタイルや縫製でカタチつくられる服全体のデザインや機能で買い求める方がほとんどだと思います。

ここ半年ほどかけて取り組んでいる『ゴム帯を用いた建材開発』はむしろ、機能(ゴムの収縮性等)がデザインの前面に押し出されるもので、言うならば『機能の視覚デザイン化』などという困難極まりないものなんですよね。

エッセンスは、この一枚に集約されてしまったりします。

ここからサイズや質感、縫製パターンなどの組み合わせ等でミニマムに近づけていこうと思っています。

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